2023/5/28
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肌カビ!! |
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こんにちは♪ Mishirl 監修医師の内山です。
今日まではお天気もちますが、明日から台風と梅雨前線の影響で雨の日が続くとか・・・ 聞くだけであーあ、ってなっちゃいますが・・・ 梅雨の時期に気をつけたいお肌のカビについて、今日はお話しします。 それは、肌カビ=マラセチア菌 肌カビが異常繁殖すると、肌に刺激を与える物質を増やして炎症を起こしたり、肌細胞を溶かしてバリア機能を低下させてしまいます。すると、かゆみやフケ、背中・顔などの炎症につながってしまうのです。 このマラセチアという菌は、私達ヒトだけでなく、犬や猫などの常在菌(体に日常的に存在する微生物)です。さて、このマラセチア、生まれたばかりの赤ちゃんからはほとんど検出できません。その後、生後5日ほどで大部分の赤ちゃんから検出することができるようになります。 いくつかの研究結果から、マラセチアは生後、多くはお母さんとのスキンシップから赤ちゃんに感染し、皮膚に定着するものと考えられています。 では、マラセチアは私達の身体で何をしているのでしょうか。 マラセチアは皮脂を分解する菌として知られ、私達の皮膚に常在する微生物の一つです。この微生物間のバランスは私達の皮膚の健康には欠かせないものです。マラセチアは頭皮や顔などの脂漏部位に多く定着しており、ここで私達の分泌する皮脂を分解(餌にしている)しています。マラセチアはとても大切な役割がある菌ですが、増えすぎると問題がおきてしまいます。 生後1年間の皮脂の量の変化を調べた研究結果によると、皮脂の量は生後5日までにかなり増加し1か月後には最高値を示し、その後減少していくようです。私達の皮膚ではマラセチアが増えると、でんぷう、マラセチア毛包炎というマラセチア感染症を引き起こします。また、脂漏性皮膚炎やふけ症などの増悪因子となることも知られています。 これから梅雨に突入するので、ぜひ、皆さんも皮膚の状態をしっかり観察しながら清潔に梅雨の時期を乗り越えていきましょう! |
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