2022/2/6

皆さん、冷えは 大丈夫ですか?

こんにちは♪ Mishirl 監修医師の内山です。
今日も寒い1日の始まりです・・・
そんな寒い時期に、皆さんお悩みの冷えについて・・・

今年は、例年以上にしもやけでご相談される方が多いです。
なぜ冷えるのか!
まず、冷えとは身体に熱が巡らず手足が冷たくつらく感じる状態を言います。手足の冷え、いわゆるしもやけだけでなく、肩こりや首こり、腰痛、足の痺れなど、冷えによってもたらされる不調は人それぞれです。
身体が冷えやすい方は、本来なら寒さを感じにくい状況でも身体の冷えを感じやすいとされています。たとえば、真夏でも腹や肩、体幹部に冷えを感じるケースは珍しくありません。

身体の冷えがひどくなると不眠や疲労感、集中力の欠如、目の下のクマなどあらゆる不調を引きおこすため、まずは冷えの原因を知り、対処することが大切です。

身体が冷える理由は大きく分けて3つあります。
まず、体内で熱が作られない
筋肉量が少ないと体内で熱が作られず、慢性的な冷えを引きおこします。
1日のエネルギー消費量のうち、6~7割ほどは基礎代謝が占めています。基礎代謝量を担うのは筋肉です。つまり、筋肉量が少ないと生み出せる熱が少なくなり、慢性的な冷えにつながってしまいます。

次に、作られた熱が全身に行き渡らない

自律神経のバランスが乱れると血流が滞り、身体で作られた熱が全身に行き渡らずに身体が冷えてしまいます。不安やストレスをため込んだりすることでも冷えはおこります。
さらに、食べ過ぎも冷えの原因になります。食べ物を消化する際、血液は胃腸に集まります。その結果、筋肉やほかの器官への血液供給が減るため、体内で十分に熱を産生できなくなるのです。
そして、体内の熱が逃げやすい
水分ばかりを摂取すると、体内の熱が逃げて身体が冷えやすくなってしまいます。
たとえば、1日2リットルの水分を摂りましょう、という言葉を聞いたことがある方は多いはずです。しかし、これは汗や尿によって体内の不要な水分を排出できている場合に限ります。
血流が悪く身体が冷えている方は汗をかきにくく、さらには不要な水分を排出しづらいので、そんな状態で水分を摂ると身体が水分過多になってしまいます。そして、水分過多な状態は冷えを生み出すんです!
次回は、この冷えの対処について書いていこうと思います。
では、素敵な1日を