2021/11/21

アンチエイジングのための美容成分について

こんにちは♪ Mishirl 監修医師の内山です。
今日は、美肌に欠かせない成分、美容においても高く注目されているペプチドについて、改めてかいてみます。
そもそもペプチドとは何か・・
ペプチドは、いくつかのアミノ酸が結合した化合物のことです。
そして、ペプチドよりもさらに多くのアミノ酸で構成されているのがタンパク質。
つまり、ペプチドもタンパク質も、アミノ酸が複数つながっている状態の物質なんです。

ペプチドは、タンパク質が最終段階のアミノ酸になる直前の物質なので、アミノ酸<ペプチド<タンパク質とイメージしてみてください。

・アミノ酸は、生命の源とも呼ばれ、私たち人間にとって欠かせない栄養素です。
・ペプチドアミノ酸が数個~数十個つながった状態のことをいいます。
 コラーゲンを低分子化し吸収しやすくした、コラーゲンペプチド配合の健康食品やサプリメントなどは、目にする機会も多いですよね。
・タンパク質は、アミノ酸が数十万から数百万個つながってできたものをいいます。
ヒトのカラダの約20%がタンパク質でできており、筋肉や皮膚のもととなっています。

タンパク質は分子が大きいため、食材から摂取してもそのままでは体内に吸収することはできず、ペプチドを介してアミノ酸に分解され、吸収されていきます。
ではなぜ、ペプチドが
美肌力を支える美容成分と言われているのか!
ズバリ!
ペプチドは私たちの肌本来の、美肌力を力強く支えてくれるおおもとの成分。
ペプチドとタンパク質は、皮膚の構造と整合性に不可欠な役割を果たしています。エラスチンは、皮膚に弾力性を与え、伸縮による形状維持が可能となります。フィラグリンは、皮膚の一番外側の層である角質層において、表皮の恒常性と皮膚のバリア機能の調節に不可欠です。コラーゲンは、エラスチンやケラチンと同様に、肌の強さや弾力性を保つ役割を担っています。コラーゲンは皮膚の主成分であり、その劣化は加齢に伴うシワの原因となるため、アンチエイジングの最も重要なターゲット成分となります。
化学のお話、大好きなのでつい長いブログになってしまいました・・