2021/10/17

マスク着用による皮膚炎は生活習慣病になっていく?

こんにちは♪Mishirl 監修医師の内山です。
 
不思議なタイトルですが、先日勉強会に参加した時にこうお話される偉い先生(笑)がいらして、その通りかもなあと納得して、今日のブログのタイトルにしてみました。
 
どういうことかというと、マスクの種類や1日8時間以上使用すると皮膚症状に悩む人がどれくらいいるかを統計で調べたら、半数以上(54,5%)の方が、ニキビやかゆみ、赤み等の皮膚炎症状を起こしているという結果になったというお話で、まだまだこの状況は続くことも予想されるので予防をしていきましょうということでした。

では、どうやって予防していくか、、

基本的なことなんですがおさらいのために書いておきます。

・使い捨てマスクは毎回交換し、再使用可能なマスクは毎回洗濯する
  マスクに付着した皮脂や汗、化粧品は接触性皮膚炎の原因ともなりうるとのことです。
  マスクを洗濯する場合は、顔を洗う洗剤で洗ってください、衣類用の洗剤はやめてください

・汗をかいたら拭き取るか洗い流して汗を残さない

・マスク着用時にはマスクの下の化粧を薄めにするか控える
マスクで覆うことで化粧品や日焼け止めによる接触性皮膚炎が生じやすくなる可能性があります。マスク着用の際は保湿外用剤のみにするなど、できるだけ皮膚炎のリスクを取り除きま   しょう

・マスク着用によるかゆみはできるだけ早く対処する
かゆみの予防にはマスク着脱による刺激の軽減や、抗原となる物質との接触を回避することが大切です。生じてしまったかゆみには内服薬を処方してもらいましょう

以上がポイントとなりますが、いま一度、皆さんのマスク着用生活を見直すきっかけになってくれたらいいなと思います。


今日も一日、素敵な日になりますように☆