2020/9/21

脱毛効果と皮膚の水分量について

 こんにちは♪ Mishirl 監修皮膚科医師の内山です。
 
 9月も下旬に差し掛かり、空気の乾燥が気になる季節が近づいてきているのを実感する今日この頃です。 皆さんは、全身の保湿、どうされていますか?ブログ画像
 保湿をする重要性を知らないと、ついついサボりがちかもしれません。
 
 脱毛で保湿が重要な4つの理由を挙げます。
 
 ・もちろん脱毛効果を高めるため!  皮膚の水分量が十分であれば光が皮膚の深いところまで行き届きやすくなります。乾燥している 肌は外的刺激に弱く敏感な状態、自分の皮膚を守ろうとして角質層を分厚くしてしまいます。角 質層が厚くなると光照射も深くまで行き届かないんです。
 
(当サロンでは SHR脱毛とIPL脱毛 を組み合わせて行なっています。)毛根や毛にダメージを与えて脱毛するので毛穴周辺や皮膚自 体に少なからず負担はかかっています。
 
 ・光照射時の痛み軽減のため  乾燥した肌はバリア機能が低下していて痛みも感じやすくなるようです。 ・施術後の肌トラブルの予防のため  保湿された肌はバリア機能が保たれていて、外的刺激に強くなります。 ・施術後の肌をキレイに保つため  光照射による熱の発生の影響で肌の水分は奪われてしまいます。
そのため、脱毛後はとても乾燥 しやすい状態になります。

ただし、脱毛直前は保湿NG なんです。 というのも保湿剤が毛穴に入り込み光照射を妨げてしまう要因になるからです。

脱毛後の保湿剤を選ぶ際は、敏感肌さんでも安心な低刺激のものをチョイスしてください。具体的にはアルコールやパラベン、鉱物油、合成着色料などの成分は避けたほうがいいです。
 
 脱毛後に使用する保湿剤は、乳液やジェルなど、なるべくサラリとしていて テクスチャーが軽いものを選びましょう。テクスチャーが重いバームなどは毛穴を詰まらせる原因になります。
 
そして、普段から使い慣れている保湿剤を使用してください。

これからの季節、ますます乾燥が進むので、皆さん、ぜひ保湿をしっかりして、脱毛効果を上げていきましょう。
 
 特に、すねや肘頭、膝小僧などは乾燥しやすいです。